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英語学習に関するブログ

英語を学ぶ目的は?

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「英語が話せるようになりたい」という方は多いのですが、
その目的によって、学習する内容や方法が異なります。

一般的に英会話を目的別に分けると、
外国人との何気ない会話や海外での日常生活に必要な会話を「日常会話」、
仕事での海外出張や、外国企業との交渉・取引などに必要な会話を「ビジネス会話」、
海外旅行に行って、レストランでの注文や、買い物での店員との会話を「海外旅行会話」
などと言います。

それ以外でも、留学して高校や大学、大学院で授業中に使用する会話はまた異なるものです。

使用する単語も違えば、使う表現も異なります。

そのため、英会話を効果的に学ぶには、
目的に応じて、最適な学習方法や学習環境を選ぶ必要があるのです。

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ひとつ、多くの方が勘違いしていることなのですが、
「日常会話」の方が、「ビジネス会話」よりも簡単だと思っていることです。

実は、英語学習においての難易度(習熟度)は、
話す内容の専門性が高いほど、低くなります。

これは意外に思う方も多いと思いますが、
専門性の高い範囲の学習はESP(English for Specific Purposes)と呼ばれ、
英語学習の専門家たちにとってはよく知られていることなのです。

ESPでは、医学や科学、工業、ビジネスなどの専門分野において、
よく使われる専門英語を集中的に学習することで、
短期間で実際に使えるレベルになることを目指します。

専門性が高いということは、使用される用語やシチュエーションが限定されているため、
短い学習時間で実用レベルの英語力をつけることが比較的容易なのです。

それに対し、「日常会話」こそ習得するのが難しいのです。
その理由は、日常会話は、トピックが多岐にわたっていますので、
もし、ネイティブ同士のように流暢に話せるようになりたいと思われるのでしたら、
修得すべき単語や表現の量が膨大になってしまうからです。

つまり、多くの方がよく口にされる
「日常会話が困らないくらいになりたい」というのは、かなりハードルの高い目標なのです。

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そこで、私たち、elifet(エリフェット)は、学習者が最短で目標を達成できることをポリシーとし、まず「何のために英語を身につけたいのか、目標は何なのか」を聞くことから始めます。

以下のアンケートによると、近年では英語を「仕事」よりも「趣味・娯楽」に生かしたいという方が多いようです。 特に25~35歳の男女では、英会話学習の目的は「旅行」が56.4%、「趣味・自己啓発」が65.1%と多く、それに対して「海外赴任・出張」は25%以下という結果でした。

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出典:ORICON 英会話教室ニュース
http://juken.oricon.co.jp/rank_english/news/2020848/

実際、elifet(エリフェット)で学ばれている生徒さんも、ビジネスのためというよりも、むしろ「近い将来に海外旅行に行くから」や、「留学に興味があるから」、「外国人とコミュニケーションをとりたいから」などの理由で「日常会話」のクラスを受講されている方が多いのです。

それでは、ビジネスマンの方は何を目的に英語を学んでいる人が多いかというと、当校にこられている生徒さんのほとんどは、「TOEICで点数を出すこと」です。

その理由は、「会社でTOEIC受験を義務付けられているから」と、「TOEICの点数が昇進に関係してくるから」が主です。

それはそれで、目的がはっきりしているので、私たちはそのゴールに向かって、最短距離で行けるようにお手伝いしています。

是非、あなたも、英語を効率的に身につけるために、「学習する目的」を明確にしてみてください。 その目的に最適な学習法を見つけることこそ、ゴールに到達するための近道なのです。

英会話の学習方法でお困りになられたら、是非お気軽にご相談ください。

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elifet International Academy (エリフェット インターナショナル アカデミー)

大阪府豊中市(阪急豊中駅から徒歩3分)にて、英語の最先端学習法を提供しています。
日本人にとって最も効果的に英語を習得できるための教材やトレーニングを開発し、「学習者に優しい」をコンセプトに、生徒さんの目的に合わせて最適な学習方法で指導しています。 また、英語の学習には「自宅学習」と「音声学習」が必須だと考え、授業では学習のチェックや、トレーニング、実践練習を徹底しています。

最も効果的な英会話の学習方法は?

皆さんはこれまでにどのような方法で英語を勉強されてきましたか?

英会話

英会話スクール、オンラインレッスン、英語教材を使用しての独学など、私たちの周りには様々な英語の学習方法が溢れています。
しかし、その中で自分に合った学習方法を見つけるのは難しいですよね。

出来る事なら、なるべく費用をかけず、効率的に学びたい!
自分の好きな時に学習したい!
というのが本音だと思います。

それでは、どの学習方法が最も効果的かを見ていきましょう。
まずは、以下の学習方法別のメリット、デメリットを見てください。

① 英会話スクール

英会話スクール

【メリット】
・外国人と実際に対面で話すことで、「話す」ことへの抵抗感がなくなる。
・レベルに合った教材を使い、学習できる。
・グループレッスンがあり、学習仲間が出来る。(モチベーションの維持)

【デメリット】
・費用が高い。
・講師を選べる選択がほとんどない。
・学習時間が限られている。(短い)
・レッスンの時間が固定。(時間的拘束)
・通学が面倒。(時間と費用がかかる)
・気軽に休んだりやめられない。

② オンラインレッスン

オンライン英会話

【メリット】
・学習のスケジュールや学習時間の長さを選べる。
・講師を選べる
・好きな場所で受講が可能。
・英会話スクールと比べると費用が格安。
・ほぼ24時間学習可能。

【デメリット】
・常にネットワーク環境が必要。
・静かな場所を確保する必要がある。
・映像や音声がネットワーク環境に左右される。
・ノンネイティブの講師が多い。
・学習のモチベーションを保つのが難しい。(独学のため)

③ 書籍

池田和弘の書籍

【メリット】
・費用はかなり安い。
・自分の好きな場所、時間で学習できる。
・自分のペースで何度も学習できる。

【デメリット】
・会話練習ができない。(効果が分かりづらい)
・学習のモチベーションを維持するのが難しい。
・書籍をどう使うか(学習の仕方)は自分次第。
・発音やニュアンスを正してくれる相手がいない。
・小数枚のCDなどから音声学習も限られている。(ただし、音声ダウンロードができる書籍も増えている)

④ CD・DVD教材

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【メリット】
・自分の好きな場所、時間で学習できる。
・自分のペースで何度も学習できる。
・音声学習のための素材は多い(多数のCDやDVDなど)。
・学習方法が明確(簡潔)で、指示通りにやればよい。

【デメリット】
・学習のモチベーションを維持するのが難しい。
・学習効果を実践する場がない。(ウェブやサポートでカバーしているものもある)
・発音やニュアンスを正してくれる相手がいない。

⑤ E-learning

E-learning

【メリット】
・場所を選ばすどこでも学習できる。
・時間に関係なく自分のペースで学習できる。
・学習の履歴や効果を記録し、確認することができる。

【デメリット】
・常にネットワーク環境が必要。
・静かな場所を確保する必要がある。
・映像や音声がネットワーク環境に左右される。
・学習のモチベーション維持が難しい。
・比較的高い。

これらはあくまでも、日本にいながら学習するための方法で、海外に駐在したり、留学するのは除いています。

これらを比較してもらえば分かるように、それぞれの学習方法は一長一短で、最も効果的なものは、やはり自宅での学習をベースにして、学んだ事をオンラインレッスンで実際に使ってみることではないでしょうか。

わたしたち、elifet(エリフェット)は、学習者が自分の目標を最も効果的に達成できる方法を常に考えています。
英会話の学習方法で困ったら、お気軽にご相談ください。

エリフェットインターナショナルアカデミー

elifet International Academy (エリフェット インターナショナル アカデミー)

大阪府豊中市(阪急豊中駅から徒歩3分)にて、英語の最先端学習法を提供しています。
日本人にとって最も効果的に英語を習得できるための教材やトレーニングを開発し、「学習者に優しい」をコンセプトに、生徒さんの目的に合わせて最適な学習方法で指導しています。 また、英語の学習には「自宅学習」と「音声学習」が必須だと考え、授業では学習のチェックや、トレーニング、実践練習を徹底しています。

TOEICとビジネス会話力を高める方法

前回お話ししましたように、TOEICとは受信力を測るテストです。
そのため、ビジネス会話でのリスニング力はテストの学習に集中すれば上がります。

その最も効率的な学習方法は、当校の池田和弘が既にプログラム化し、クラスとして提供しています。

TOEIC 3ヶ月集中コース
- 3ヶ月TOEIC脳を作り、受信力を高めるためのクラスです。
- 料金は他校と比べると安く、コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。

さて、会話力のもう1つの要素といえば「スピーキング」ですが、

この要素を伸ばすためには、まずTOEICで学習した「語彙」を生きたものに変える必要があります。 (既にこの部分は必要ない方もいらっしゃるはずですので、飛ばしてもらって結構です。)

語彙のアクティベイトの方法ですが、まず、今まで学習した英単語集に音声が付いていて、日本語→英語の順番で音が流れてくるかを確認してください。 もし、音声がなかったり、その順番で入っていなければ、順序通りの音声が聞けて、ビジネス上でよく使う日本語が多く入っている単語集を購入してください。

あとは、音声を聞きながら、日本語を聞いたらすぐに英語が口から出てくるようになるまで、何度も単語を聞いてはマネをしてください。 発音やアクセントもできるだけそっくりにです。 この方法で学習した語彙を生きたものに変え、さらに必要な語彙も同様にトレーニングしてください。

次に、少し長い定型文や表現の習得ですが、こちらも必ず音声から学習してください。
音声を聞く順番は語彙の時と同じで、日本語→英語で入っている表現集を使ってください。
英語の音声は基本的にナチュラルスピードで入っていることが多いため、早くてマネができないことが多くあります。 その時には、スピードをコントロールできる機能のある端末機を使用するか、携帯などでアプリをダウンロードして、はっきりと音が聞こえ、マネのできるスピードまで遅くして、何度も聞いてください。(スローリスニングといいます!)

こちらも語彙と同じように、日本語を聞いたら、すらっと英語が出てくるまで練習し、発音などもできる限りそっくりになるようにマネをしてみてください。

以上の方法で、ビジネス会話力も高めていくことができます。

当校ではビジネス英会話力を効果的に向上させるための教材は開発しておりませんが、日常会話として、海外や国内で話す頻度の高いシチュエーションを厳選した初心者向けの優れた教材はございます。

もしご興味があれば是非ご覧ください。

リッスントーク

TOEICと会話力の相関関係

「会社でTOEICの点数が必要なので」
「就活で800点必要なので」
「大学院の進学で必須なので」

当校ではそういった声をたくさん聞きます。

そのため、出来るだけ早く目標点に達したいという方がほとんどです。

それと同時に、
「TOEICの点数が上がれば、どれくらい話せるようになるのでしょうか」
という質問も多くあります。

実際にはTOEICの点数と英会話力の間には厳密な相関関係はないと言われています。 なぜなら、英会話力という基準が曖昧で、それこそ、ビジネスの取引の会話なのか、日常生活での友人との会話なのかで、個人レベルの会話力でさえも異なるからです。

例えば、ビジネスで一連の会話がそれなりにできたとしても、友達との会話や会食での軽いタッチの話ができるとは限らないのです。

その大きな理由のひとつが語彙にあります。
よく、ビジネス会話の方が日常会話よりも難しいという人がいますが、実はむしろ逆です。 特にビジネスでは、ルーティーンの決まり文句が多く、また関わっている業種が特殊であるほど、使用する単語も限られているため、比較的早く一定レベルの会話力を身に付けることが可能です。

それに対し、日常会話とは、話し手の選ぶトピックに左右されますし、話題も多岐に渡ります。そのため、流暢に話すとなると、必要な語彙力も膨大になるのです。

それともう一点、ビジネスというトピックに限定したとしてもTOEICと会話力に明確な相関関係がないのは、TOEICとはあくまでも受信力を測るテストでしかないからです。 トレーニングや学習は「テスト」に規定されます。 そのため、TOEICで点数を取るために学習するということは、テストで測定する受信力、つまりリスニングとリーディングの力を高めることには繋がりますが、スピーキングやライティングのような発信力には繋がりにくいのです。

特に英会話力という意味では、リスニング力は高まってもスピーキング力が伸びていないことが多く、聞けても話せないという現象がよく起こります。

それでは、TOEICの点数に伴って、ビジネス会話力を高めるためにはどうすればよいのでしょうか。

この続きは、次回のブログでお話しいたします。

TOEIC600点への最短・最楽学習法

英語教育の第一人者で、大阪観光大学の准教授である池田和弘氏は、TOEICの最短学習法について、「テストの性質を知れば道は開ける!」と言っています。
2016年2月6日の日経ビジネスで、その内容が公開されていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

「TOEIC600点への最短・最楽学習法」
 
【池田 和弘(いけだ・かずひろ)氏の経歴】
 
京都大学卒業後、通訳養成学校を経て、専門学校や予備校での教鞭、執筆活動を行う。ベストセラーを記録した著書は数々。その後、大阪大学大学院言語文化研究科にて、理論的ベースを固め、同大学工学部工学研究科で原子力、ナノフォトニクスのESPプログラムを開発・実施。「学習者に優しい」をコンセプトに、認知言語学、レキシカル・グラマー、エマージェント・グラマー、並列分散処理など最新の知見を駆使して、受験英語と実用英語を融合できる日本有数の英語学習法のスペシャリストである。 現在、大阪観光大学国際交流学部の准教授として活躍する一方、長年、エリフェット・インターナショナルアカデミーの開発顧問として多くのプログラムを開発してきている。

◇主な著書

こうすれば速く覚えられるTOEICテストの英単語』(日本実業出版社) 2010

英語がスラスラ分かるようになる魔法の本』(日本実業出版社) 2009

池田和弘オフィシャルブログ

TOEIC短期集中クラス(池田監修)